こんにちは、vistaです!
私はよく友人と将来の話をします。あれがやりたい、これがやりたい、とか現実的なことから、夢のような話まで。
そんな中で、私の友人も、海外にでたい、起業したい、転職したい、などなど、“やりたいこと”を私に語ってくれます。
そういう話を聞くと、「いいじゃん、やりなよ!」と私は割と軽めに返答します。
でも、そういうと大抵返ってくる言葉は、“けど…”で始まります。
つまり、やりたいことはあっても、実際に行動に移そうとしている人は少ないということです。
話を聞いてみると、「まずはこれをやらなくちゃいけない」、「こういう準備をしないと」という話がたくさん出てきます。
一見、あぁ真面目に考えているんだなぁ、という内容です。
でも!!私にとってはそれらが、“やらなくてもいい合理的な理由”にしか聞こえないんです。
新しいことに挑戦するのがこわい、環境を変える勇気がない。でも、何も行動に移せない自分が嫌。
そんな自分を正当化するために、まずは英語勉強しなきゃ、もう少し今の会社で経験積まなきゃ、貯金しなきゃ…って、必死に今のままでいなければいけない理由を作っているように思います。
たぶん、今の自分の生活に目的意識を持つことで、何かしらを満たそうとしているのでしょう。そして、やりたいことは、今”は”できない。時期が来たらやる。なんて考えているのではないでしょうか?
けど、そういう人は絶対にやらないと思います。ずっと現状の自分を合理化しつつ、ごまかし続けると思います。
実は、私もそうだったからわかるんです。
私は、海外の大学への進学をやめました。大学卒業後の海外就職もやめました。
全部、”やらないほうがいい、やらなくてもいい理由”を見つけて、合理化をした結果です。
海外の学費は高いからやめたほうがいい、日本の大学でも留学ができる。大学卒業後にすぐに海外にいくより、駐在員を目指した方がいい。こんな理由を並べて、自分を納得させたのです。
正直後悔はしていないです。だって、ちゃんとした理由があってやらなかったから。
でも、挑戦していたら、もっと自分の人生は楽しかっただろうな、というのも本音です。
私は、そういう思いがあったから、8か月前に日本を飛び出し、シンガポールに一人で来ました。実際に行動に移すまでは、1年間徹底的に調べて悩みもしまました。
そして、今回は踏みとどまらないように、“今やらなきゃいけない理由”を考えました。私が8か月前に日本を出なければいけなかった理由は以下の通りです。
1.シンガポールのビザは年々ビザの取得が難しくなっている。
2.シンガポールには2年の滞在予定。当時24歳の私は帰国時に26歳。これ以上年齢が上がると、日本の転職市場での価値が下がる。
3.前の職場にいることが時間の無駄にしか感じられなかった。
いろいろ調べた結果、海外に行くのは早ければ早い方がいいという結論に至ったのです。
もちろん、シンガポールに行かなくてもいい理由もたくさんありました。
1.大手企業で安定している。
2.一般的に新卒で入社した会社では3年は耐えたほうがいい。
3.実家で貯金ができる恵まれた環境にいる。
4.スキルアップをしてから転職をしたほうがいい。
もっとたくさんありました。でも、そんなこと言ってたら何もできないんです。だから、私はこういった”やらなくてもいい理由”に目を瞑り、海外に行きたい!という正直な自分の気持ちに従ってとにかく行動に移しました。
行動はしたものの、気持ちはついていっていなかったというのが本音です。実際に転職活動をしている際も現実味がなく、とてもふわふわとしていました。
挙句の果てには、シンガポールに行く決断ができていないのに、面接を受け、内定までもらってしまいました。
そうしたら、“あぁ、もう行かなきゃだめだ”と思ったんです。
自分に対して、行きたいの?と問うと、「う~ん…」となってしまいます。
でも、じゃあ行くのやめる?と聞いてみると、「いや、やめない」とすんなり答えが出たんです。だから、内定を受けました。
それに、私の好きな言葉は“今日の自分が一番若い”
今の私が今後の人生において、一番可能性を持っているんです。そう考えると、今やらないと!!と思えてきますよね!
そして、私は日本を飛び出したんです。
最後の方で少し話題は逸れてしまいましたが、私が言いたいのは、
“やらなくてもいい理由”、”現状を維持しなければいけない理由”を考えている以上、絶対に行動には移せない、ということです。
だから、もっと自分の感情に素直になって、行動してみましょう。何か理由があったとしても、そんなの行動に移した後はどうにでもなります。むしろ、一旦行動に移してみると、そんな理由で思いとどまっていたことをばかばかしく思うかもしれません。
今できることが、明日には出来なくなっているかもしれないですよ!だって、今が一番若くて、若さが最大の武器なんですから!!
ではまた!