こんにちは、vistaです!
今回はドイツの保険請求に関するお話です。
ドイツの格安保険として知られているのがケアコンセプトです。
1日100円程度から加入が可能で、旅行やワーキングホリデーの際に利用することができるので、利用している日本人の方も多いことでしょう。
私はこのケアコンセプトのCare Economyに加入をしました。
まさか保険を使うことになるとは思っていなかったので戸惑うことが多かったのですが、意外と手続きはシンプルでした。
そこで今回はその際の病院での提出書類から請求の仕方までを紹介します。
加入時に送られてくる書類は?
まず、申し込みをするとすぐに保険者番号が発行され、以下の書類がメールにて送付されてきます。
・Versicherungsschein(保険証)
・Behandlungsschein(治療証明)
・Versicherungsbedingungen(規約と条件)
これらはすべて英語とドイツ語バージョンがあります。また、ケアコンセプトの日本語での代行サイトから申し込んだ場合は、上記に加えて保険請求用紙が送られてきます。
ドイツは日本のようにコンビニですぐにコピーをできるというわけではないので、万が一の際に備えて、これらはすべて日本でプリントアウトをしてから行きましょう。
病院に持っていくのは?
病院に持っていくものは、Versicherungsschein(保険証)とBehandlungsschein(治療証明)、そしてパスポートです。
まず、病院に行ったらVersicherungsschein(保険証)を提示し、保険で保障されるかを確認します。病院によっては、直接保険会社に保障内容を問い合わせてくれることもあるようです。
そして、診察・治療を受けることになったら、医師のサインをBehandlungsschein(治療証明)にもらいます。
領収書を忘れずに!
治療が終わったら、必ず正式な領収書をもらいましょう。
そして、その領収書に具体的な治療内容や診断結果、支払日が記入されていることを確認します。(領収書に治療内容等の記載がない場合は、別途有料で診断書などを発行してもらう必要があります。治療内容の記入がないと、保障の対象かどうかの判断ができません。)
保険会社に送付するものは?
治療がすべて終わったら、最後に保険の請求です。
保険会社に送付するものは以下の通りです。
・医師のサインがあるBehandlungsschein(治療証明)
・領収書
・保険請求用紙
・飛行機の旅程表(入国、出国日がわかればOK)
保険請求用紙には、保険番号、治療内容、保障される場合の振込先銀行情報を記入します。
ケアコンセプトの大元のサイトから直接申し込んだ場合は保険請求用紙がないはずなので、必要な情報をメモ用紙に書いて送付すれば問題ありません。
上記の書類のコピーを取ったら、原本をすべてケアコンセプトに送付します。(下記の住所は2017年11月のものです。)
Care Concept AG
P.O. Box 30 02 62
53182 Bonn, Germany
保障されるかの確認
私はケアコンセプトに書類を送付してから2週間で自宅に手紙が届きました。
そこには”○○ユーロが保障されます。”という簡単な記載があり、次の日には指定した銀行にその金額が振り込まれていました。
この確認が取れれば、保険請求はすべて完了になります。
まとめ
以上がケアコンセプトの請求の一連の流れです。
私も初めての保険請求だった上に、ドイツ語の書類も多くあり不安でしたが、どうにか請求をすることができました。
海外での病院はただでさえ不安なので、万が一のためにしっかりと保険内容や書類に目を通しておくといいかもしれないですね!
コメント
ドイツにどれくらい滞在するか決まっておらず、航空券がない場合はどうすればよいでしょうか?
コメントありがとうございます。
それは、ケアコンセプトに加入する時のお話でしょうか?加入する際には航空券の控えなどは必要ないので、問題ないはずです。
念のため、ケアコンセプトに問い合わせてみることをおすすめします!