海外転職の経験談その4“退職交渉について”

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こんにちは、vistaです。

経験談その4、今回は退職交渉についてです。

正直に言います。

これが一番辛かった。

円満退社を目指していたんですが、もうどろどろ。退職日まで肩身の狭い思いをしたのをはっきりと覚えています。

では、ここから流れについて書きますが、少しでも状況をわかりやすくするために、日程などを細かく書いていきますね!

勤務開始日と退職日

まず、転職先の企業ですが、最初は4月1日からの勤務開始でいいといっていたのに、途中から3月28日辺りから入社をしてほしいといい始めたのです!!!

これは内定を正式に受ける前の話なんですが、退職交渉をしなければいけない私にとっては、その2,3日が大きかったのです。

というのも、私の前の会社は、“退職の1か月前までに申し出なければいけない”と就労規則に記載がありました。

ビザの許可が出たのが2月23日。3月28日から勤務をするのであれば、遅くとも24日には退職をして、シンガポールに行く必要がありますよね。

次の日には上司に言わないといけないじゃん!!!

と、思い、翌日出社をして、すぐに上司にメールを。しかし、その日は時間が取れないといわれ、呆気なく帰宅。

ここで私の就労規則への違反が決定しました。笑

もう本当に退職できるのだろうかと冷や冷やしつつ、上司にメールを送り続けたのを覚えています。

上司との面談

そして、その数日後の2月27日辺りに直属の上司であるマネージャーと面談をしました。3月24日で退社をしたいと。

「いや、無理だから。」

この一言でバッサリ切られました。そして、散々辛辣なことを言われ、面談終了。話も聞いてもらえませんでした。この時に言われた内容があまりにひどく、大分心が折れました。

そして、退職を認めてもらえないまま面談は終了してしまったのです。

労働局に相談

しかし、ここであきらめてはいけません。

私は即、労働局に電話をしました!!笑

基本的に労働法では、労働者は退職の2週間前までに申し出れば退職をすることができる、という規定があります。そして、例外はあるにしろ、ほとんどの場合、労働法は各企業で定めている就労規則よりも強い効力を持ちます。ですので、2週間の期間があれば、退職は事実上可能なのです。

しかし、無理といわれてしまった私。事情をすべて、労働局の人に話しました。もちろん、上司に言われた辛辣な言葉の内容も(こういうのは録音しておくと、後々役に立つこともありますよ!)

そして、労働局からのアドバイスは以下の通り。

・労働法がある限り、退職は可能
・上司ではなく、総務に直接退職届を提出することで手続きを進める
(上司を無視することになるので、相当もめる強硬手段です)
・退職届を提出してからも無理に働かせるようであれば、強制労働で訴えることができる
・上司の私への発言はパワハラに該当する
・会社が退職を認めない場合は、労働局から直接企業に電話をしてもらうことができる
・会話をした内容や、日にちをすべて控えておく

いいことをたくさん教えてもらいました!!あとは、この武器をどう使うか、というところです。

再び上司の元へ

私は次の日早速上司の元へ。しかし、相変わらず聞く耳を持ってくれません。

私も意地になって
「3月24日付けで辞めさせて頂きます。労働法でも定められている通り、2週間以上あるので退職は可能です。」

はっきり言いました!そしたら、ぶつぶつ文句をいいつつ、会社の規定のフォーマットの退職届をもらうことができました。雰囲気はこの上なく最悪でしたが、これでようやく一安心です。そして、私は退職日をしっかりと3月24日と書いて提出をしました。

ちなみに、退職願と退職届の違いですが、”願”はあくまで希望を伝える程度のニュアンスなので、そこまで強い効力を持ちません。ですので、上司に正式な形で提出をする場合は”届”である必要があります。もちろん、労働法で定められている2週間というのも、退職”届”を提出して2週間、という数え方になるので、注意をしましょう。

これで私の退職日は決定したのですが、その後には課長との面談が待ち構えていました。これがまたまた難関。なんど声をかけても、時間をとってもらえず、結局3月に入ってから面談をしました。

そして、ようやく面談の時間をもらいましたが、課長は何もしゃべらない。私が何をいっても、「はい」「わかりました」のみ。

うわ、相当怒ってる!!!

と思いました。ある程度噂は聞いていたので予想はしていたのですが、辛かったです。そして、課長が何も言ってこないのであればもういいや!と思い、

「では、こちらからお伝えできることは何もないので…お時間ありがとうございました」

といって、2分くらいで面談を終わらせてしまいました!一応、面談をしたという事実は残るので、これでいいかなと。

企業としてこれでいいの?

こんな感じで、退職交渉はすべて終わったのですが、私は会社としてこれでいいのかな、と思いました。私の会社はとても退職者が多く、みんな退職交渉でもめているという話はとても有名でした。

上司はやめられると困るから嫌な態度をとったり、辞めさせないように話を聞かなかったりするのだと思いますが、それは間違っていると思います。

退職者を減らしたいのであれば、”なぜ辞めるのか”を理解しなければいけません。残念ながら、私の会社には誰一人辞める理由を聞いてくれる上司はいませんでした。社員が辞めるのは、会社に不満があるからです。その不満はおそらくその人だけが持っているものではなくて、社員の多くも感じていることでしょう。

上司はそれが何かを把握して、解決をしていけなければいけません。それが労働環境の改善であって、社員をマネージする管理職の仕事なのです。ですが、上司は退職者の話を聞かずに、”社員が何に対して不満をもっているのか”に向き合おうとしません。だから、私の会社は退職者が絶えなかったのです。

日本の会社にいかに部下の話をきいてくれる上司がいるかはわかりませんが、一社員として自分の会社がこのような会社であったことを残念に思いました。そして、社員のことを大事にしない会社なのだと、改めて感じました。

退職後は、上司と顔を合わせるのはとても気まずかったです。まさに地獄のような1か月でした。ですので、出社最終日は同期との別れが惜しいとかいうより、開放感に満ちていたのをはっきりと覚えています!笑

以上のような感じで、私の退職が完了したのです。次の記事では、海外移住の手続きに関して紹介しますね!

ではまた!

次の記事はこちら

海外転職の経験談その5“出国前の手続き”

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