こんにちは、vistaです。今回はシンガポールの旧正月の過ごし方について紹介します。
シンガポールは国民の7割が中華系。そのため、一般的なお正月の1月1日よりも、旧正月の方が大きく盛り上がります。(1月1日はクリスマスがそのまま継続している感じです笑)
この旧正月とは旧暦に基づくので毎年日にちが変わり、2017年は1月28日が新年、27日が大晦日にあたりました。旧正月はLunar New Yearといわれ、オフィス内や街中にポスターや横断幕があふれます。
そこで私も、初めてのシンガポールでの旧正月ということで、
お正月前には…
お正月が近づいて来ると、
落花生やクッキー、お茶や乾物類まで種類はとても豊富です。そして、
試食も買い物もし放題!!旧正月の2~3間前からシンガポールは楽しい雰囲気であふれるのです。
旧正月に食べるものとは?
旧正月が近づいてくると、オフィスの至るところでみかんを見かけるようになりました。冷蔵庫の中もみかんでいっぱいです。
シンガポールでは、みかんのオレンジを黄金に見立て、“お金持ちになれますように”という願いを込めてみかんを食べるそうですよ!
また、旧正月の定番の食べ物として魚生(ユーシェン)というものがあります。これは刺身サラダのようのもので、「ローヘイ」といいながら箸を高く持ち上げて食べるのが定番なようです。
高く上げれば上げるほど縁起がいいようで、お皿からこぼすくらいが丁度いいようですよ。
私は食べませんでしたが、旧正月の時期には中華レストランでも出されますし、スーパーでも購入することができます。ちょっと甘い味付けとのことですので、気になる方はぜひお試しあれ!
大晦日のショッピングは要注意?
また、レストランやバーもほぼ閉っています。カウントダウンで盛り上がるチャイナタウンを除いては、シンガポールは静かな雰囲気になってしまうのでちょっと退屈に感じるかもしれないですね。
大晦日はチャイナタウンへ
大晦日にはみんなチャイナタウンに集まり、カウントダウンもここで行われます。旧正月の3日間は赤い服をきて祝うのがお決まりなようで、みんな素敵な赤い服でドレスアップしてやってきます。
道路は一部の車線を封鎖し、イルミネーションが施されます。
フードスペースが拡大
元から食べる場所が多いチャイナタウンですが、
あちらこちらから食べ物の匂いがして、みんな食べ物を求めて行列を作っています。この一帯は本当に人があふれているので、移動するのも大変ですよ!
花火と共に新年をお祝い
そして、年が明ける瞬間には花火が上げられ、みんなでお祝いをします。ですが、花火が上がった瞬間に時計を見てみると00:03。
シンガポールの新年は割とルーズなようです。
ですが、5分間ほど花火が打ち上げられ、新しい年の始まりです!
帰りの手段に要注意
年が明けると一斉にみんなが帰宅をし始めます。ですので、とにかくタクシーを捕まえるのが難しい!
バスも普段より運行時間を延長していますが、車道を封鎖しているためいつもとルートが異なりどこが乗り場かわからない…
ですので、アプリを使ってタクシーを呼ぶか、少し離れたところまで歩いてからタクシーを捕まえるのが一番いいでしょう。
また、新年をもっと祝いたい!という人のために、さっきまで閉っていたクラブやバーが営業を始めます。チャイナタウンにいた若者が一気に流れ込み、周辺のバーなどは大混雑していましたよ!
出歩くのは観光客だけ?
チャイナタウンは多くの人で溢れていますが、
もしくは、連休を利用して周辺国に旅行に行ってしまうようですよ!
ですので、一見チャイナタウンはローカル向けのイベントのように思えますが、実際には観光客が盛り上がっているだけなのです。まぁ確かにシンガポール中のお店が早く閉まってしまうので、観光客はチャイナタウンに来るしかないですよね!
年が明けたら…
シンガポールでは3が日は仕事は休みになります。ですが、ショッピングモールなども2日目あたりから営業を開始し始めますよ!
また、驚いたことに上司からお年玉をもらいました!!シンガポールには、アンパオ(紅包)という日本でいうお年玉のようなものを渡す習慣があり、子供だけではなく、未婚の人や会社の部下にも渡すようです。
綺麗な赤い袋に入れて渡すのが定番なようで、部下などにあげるのは10ドル前後が相場のよう。上司にとっては大変な習慣ですが、25歳という年齢でお年玉をもらえるなんでとても感動してしまいました。
これがシンガポールの旧正月の過ごし方です。街は大盛り上がりで、オフィスも旧正月一色!
ショッピングに関しては少し不便があるかもしれないですが、日本とは違った旧正月のお祝いということで、この時期に観光に来るのも楽しいかもしれないですね!